熊本地震で規制委が臨時会議、稼働中の川内含め異常なし
原子力規制委員会は4月18日、臨時会議を開き、熊本で14日以降に発生した地震に伴う原子力施設への影響について整理した。
熊本県を震源とする震度6弱以上の地震は、4月14日21時26分に最大震度7を記録したのに始まり、17日15時現在で計7回発生した。これにより、稼働中の九州電力川内原子力発電所他、同玄海原子力発電所、四国電力伊方発電所の各施設とも、異常情報は入っていないとしている。川内発電所の基準地震動は620ガル(水平加速度)だが、今回観測された建屋下部での地震加速度の最大値はそれを十分下回る8.6ガルだった。