高浜3、4号の再稼働禁止仮処分命令覆らず、関電不服申し立てへ
関西電力は7月12日、大津地方裁判所が同日、高浜発電所3、4号機の再稼働禁止仮処分命令を認めるとの決定を行ったことに対し、「誠に遺憾」とし、本決定の取り消しに向け、速やかに不服申し立ての手続きを行い、両機の安全性の主張・立証に全力を尽くすとしている。
高浜発電所3、4号機は、原子力規制委員会より、新規制基準適合性審査に係る原子炉設置変更許可を2015年2月に取得し、3号機は2016年2月に営業運転再開に至ったものの、3月に大津地裁による再稼働禁止仮処分命令を受け停止。関西電力は同地裁に対し不服申し立てを行っていた。