「霞が関ふくしま復興フェア」が開幕、名産品の展示・販売や観光PRで風評払拭へ
「霞が関が一体となって風評払拭を」、林幹雄経済産業相の号令下、7月15日の経産省を皮切りに、霞が関の行政省庁から福島の魅力を全国に発信する「霞が関ふくしま復興フェア」が始まった。8月2日まで、外務省、文部科学省、農林水産省、国土交通省、復興庁など、13省庁で日替わりに開催し、職員他、来所者にも呼びかけ福島県産の果物、食品、銘酒の展示・販売、観光PRなどが行われる。
復興フェア初日、経産省庁舎内で行われたテープカットで挨拶に立った髙木毅復興相は、「このフェアを通じて一日も早く風評の払拭に」と、また、福島県の内堀雅雄知事は、「福島の人たちが笑顔になるのは、全国の皆様が福島の農産物を食べて『おいしい』と思うとき、福島に足を運んでもらうとき」と、11日間のイベントを通じ、福島県の産品や観光の魅力が大いに発信されることを期待した。
テープカットの後、林経産相は、全国新酒鑑評会の金賞受賞数で4年連続日本一に輝いた「ふくしまの酒」、県内40か所を巡る「大冒険!ウルトラマンARスタンプラリー」の観光PRなど、「おいしい福島、楽しい福島」が勢ぞろいした復興フェア会場に移り、内堀知事が「硬めだが糖度は高い」と勧める県産の桃「暁星」を試食し「うまい!」と笑顔で応えたほか、B級ご当地グルメとして知られる「なみえ焼きそば」を購入するなどした。