電力5社間の原子力事業相互協力協定、北陸電力が新たに加わり
関西電力、中国電力、四国電力、九州電力の西日本の電力4社間で締結されていた原子力事業に関する相互協力協定に8月5日、北陸電力が加わり5社間の協定となった。
原子力発電所を有する電力会社間では既に、原子力災害対策に関する協力協定が締結されているが、その実効性をより一層高めるよう、4月に地理的近接性を活かし西日本4社間で、協力要員派遣や資機材提供などの追加協力の他、廃止措置、テロ対策のための特定重大事故等対処施設に関する相互協力協定が締結された。今回、北陸電力がこれに加わり、5社では「引き続き原子力事業者として、一層の安全性・信頼性確保に万全を期していきたい」としている。