内堀福島県知事、「Jヴィレッジ」の聖火リレースタート「世界への情報発信」の機会に
福島県の内堀雅雄知事は、3月25日の記者会見で、東京オリンピック聖火リレーのグランドスタートが「Jヴィレッジ」に決定したことについて、「大会全体にとって非常に重要な地点に、復興の一つの大事なシンボル『Jヴィレッジ』が選ばれ大変うれしく思う」と喜びをあらわにした。
また、内堀知事は、東京オリンピック開催に際し自治体レベルで募集するボランティア「都市ボランティア」に関し、福島県では募集定員1,500人を上回る約2,200人の応募があったことを述べた上で、「『大会に参加したい』という思いを大切に受け止める。多くの県民の皆様に係ってもらいたい」として、応募者全員に参加してもらう考えを表明した。当初予定人数を大幅に越えるボランティアの活用に向けて、内堀知事は、「今後活動場所の追加なども検討し、しっかり準備を進めていく」としたほか、「これまでの国内外からの支援に対する感謝の思いとともに、福島県の魅力をたくさんの方々に伝えてもらいたい」などと期待を寄せた。福島県の「都市ボランティア」募集は2月28日に締め切られている。