もうひとつ先の私たちへ。-06広野町のいま「「いのちを守り、人を活かし、 未来をつくる町」へ」

広野町のいま「「いのちを守り、人を活かし、 未来をつくる町」へ」

他の避難市町村の先頭を切って2012年3月に帰還を開始した広野町では、
現在、全町民の約6割である3,000名が町内で生活しています。
町民のさらなる帰還を目指し、広野駅東側地区の整備や再開発が進められて
います。

津波被害のようす

震災時には
約9mの津波が
観測され
広野駅東側一帯は
津波により浸水しました。

防災緑地

2016年11月には
県道広野小高線(浜街道)横の沿岸部を
10.7mかさ上げした
延長約2km
面積約10.7haの
防災緑地が完成しています。

広野原団地

災害公営住宅も
整備され
2014年10月から
入居が開始されています。

広野みらいオフィス

広野駅前には
免震構造鉄骨6階建てのオフィスビルが
2016年3月に
完成しました。
建築面積は約640㎡
延べ床面積は
3,454㎡で
19のテナントが
入居しています。

国道6号線

地震による陥没で
大きな被害を受けた
国道6号線も
現在は整備され
機能が回復しています。

震災時

いま

photo:広野町提供(☆)、加藤芽久美(その他)
text: 加藤芽久美