原産協会 「新年の集い」に参集 1400名が決意新た
原産協会の「新年の集い」が5日、港区芝公園の東京プリンスホテルで開催され、当協会会員組織などから約1400名が一堂に会し、新年の決意を新たにした(=写真)。政府関係では、中川正春・文部科学副大臣、松下忠洋・経済産業副大臣、津村啓介・内閣府大臣政務官が来賓として訪れ、挨拶を述べた。
冒頭、今井敬・原産協会会長は、昨年の株価の動きを振り返り、輸出関連株で下げの大きかったものが大きく上がったのは、「現在の日本の経済状態を反映している」などと述べた上、「一昨年のリーマン・ショックの傷も株価の面では取り戻した形」として、景気回復の兆しを展望した。また、米国・オバマ大統領による「核なき世界」の演説にも触れ、原子力平和利用に際しては、「核不拡散が絶対の条件」と強調した。一方で、国内では、新政権下、政府予算案の総額が過去最大規模となったことをあげて今後、「財政規律をいかにするかが非常に大きな課題」などと指摘した。