経産・環境省 川内3増設で CO2削減に「最大限活用を」

2009年10月15日

 九州電力が計画している川内原子力発電所3号機(APWR、159万kW)増設に関して提出した環境影響評価準備書について、経済産業省は2日、環境省からの意見を踏まえて、同社に二酸化炭素排出抑制の観点から、「原子力発電所の最大限の活用」を図ることを勧告した。
 環境省が経済産業省に9月28日提出した同準備書に対する「環境大臣意見」では、原子力発電所の新増設で初めて二酸化炭素排出抑制の観点から原子力発電所の重要性を指摘している。