安全小委WG クリアランスレベル U廃棄物で検討開始

2010年1月20日

 経済産業省の総合資源エネルギー調査会廃棄物安全小委員会ウランクリアランス検討ワーキンググループ(主査=小佐古敏荘・東京大学工学系研究科教授)は7日、ウラン取扱施設から発生する金属廃棄物に対するクリアランスレベルの検討を開始した。放射能濃度基準、測定・評価方法など、今夏を目処にとりまとめ、関係省令の整備を図る。
 原子炉施設におけるクリアランスレベルについては既に、法整備が図られ、日本原子力発電東海発電所の廃止措置に伴い発生する廃棄物に対し、これまでに約400トンのクリアランス確認がなされ、ベンチ、遮へい体などに再利用されている。