経産省が事業許可 MOX工場、燃料貯蔵施設に 燃料サイクルに新たなステップ 国産化、柔軟性を確保

2010年5月20日

経済産業省は13日、日本原燃のMOX燃料加工工場およびリサイクル燃料貯蔵会社の使用済み燃料中間貯蔵施設について、それぞれ事業許可を行った。いずれも青森県に建設し、商業レベルでは国内初の案件で、燃料サイクルの確立に向けた重要な進展だ。


同日、松下忠洋副大臣が、東京・霞ヶ関の経産省庁舎内で、MOX加工については原燃の川井吉彦社長に、使用済み燃料貯蔵についてはリサイクル燃料貯蔵の久保誠社長に、それぞれ事業許可書を手交した。


完成予想図(=上がMOX燃料加工工場、下が使用済み燃料貯蔵施設)

経産省が事業許可 MOX工場、燃料貯蔵施設に 燃料サイクルに新たなステップ 国産化、柔軟性を確保