産業界と規制当局の意見交換 新検査制度と規制高度化

2010年11月26日

原子力安全について産業界代表と規制側とが意見交換を行なう「原子力安全規制ラウンドテーブル」(事務局=原子力安全・保安院/原産協会)が18日、都内で開かれた。7月に続いて2回目の開催で、今回は、新検査制度の定着と安全規制の高度化に向けた取組がテーマ。産業界からは、電事連、日本原子力技術協会(原技協)、電力中央研究所、日本電機工業会、新金属協会、原産協会が参加。


新検査制度について、電事連の武藤栄・原子力開発対策委員長は、電力各社による保全計画の策定、運転中の状態監視、手入れ前状態確認、保全の有効性評価、次期サイクルへの反映といった保全活動のPDCAの取組などを述べた上で、保全活動の継続改善に電事連大で積極的に取り組む姿勢を強調した。