復興の主役は県民と確信 福島県知事 もう2年、まだ2年
「あれから二度目の3月11日を迎えました。
大切な人を亡くされた方、住み慣れた我が家を離れて暮らす方、震災前の生活を取り戻しつつある方、新しい人生を歩み出した方……。
振り返りますと、『もう2年』であり、『まだ2年』でもあると感じるのではないでしょうか」と始まる3月11日の佐藤雄平・福島県知事のメッセージ。
佐藤知事は、「私は、すべての人が安心して暮らし、原子力に頼らずに、発展し続けていくことができる社会づくりを基本理念として、復興を進めている」との方針を掲げ、ふるさとへの帰還が一部で始まり、再生可能エネルギー推進の取組も進むなど、少しずつ成果が現れてきていると現状を分析、「その支えとなっているのは、県民の皆さんの努力と、全国、そして世界の皆さんからの応援であり、改めて、心から感謝を申し上げる」としている。
<後略>