ホットスポット容易に特定 東芝ガンマカメラ 線量を色の変化で

2011年12月15日

東芝は13日、放射線量を色の変化で表示できる「ポータブルガンマカメラ」(=写真左)を開発したと発表した。重量9.8?、小型軽量で持ち運びも簡便だ。

今後、原子力災害被災地における除染活動が本格化するが、作業の効率化、安全管理のため、放射線量の測定は不可欠だが、放射線量は地域において均一ではなく、局地的に値の高い「ホットスポット」が存在する。このほど開発した機器は、放射線量の高低を、赤、黄、緑、青と色を変えて表示するほか、短時間で広範囲を計測できることから、「ホットスポット」の特定が容易となり、除染活動の効率化が図れる。さらに、除染作業後に撮影を行うことにより、放射線量が低下したことも確認できる。

線量測定画像イメージ(=写真右)

ホットスポット容易に特定 東芝ガンマカメラ 線量を色の変化で