【原子力発電所運転速報】 1月の設備利用率5.3%に 美浜でWANOピアレビュー

2013年2月6日

原産協会の取りまとめによると、1月の国内原子力発電は、関西電力大飯3、4号機のみが運転した。全体の設備利用率は5.3%で、12年8月以来、この2基のみでのフル稼働で、ほぼ横ばいの値となっている。他のプラントは引き続き、すべて停止している。


気象庁発表によると、1月は、北日本から西日本にかけて気温が低く、大雪に見舞われる地方もあった。14日「成人の日」には、首都圏平野部でも10センチ程度の積雪を記録した。冬季に電力需要が急増する北海道電力管内では、厳寒期となる1月7日〜3月1日の間、節電を要請する時間帯を平日8時〜21時に拡大し、停電リスク回避に努めている。


関西電力の美浜発電所では、一層の安全性・信頼性向上を図るため、1月17日〜2月1日、世界原子力発電事業者協会(WANO)によるピアレビューを受けた。


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