東芝が重粒子がん治療装置 マレーシアでFS調査 輸出展開へ前進 切らずに治す 高度医療、海外へ

2013年8月1日

1面所報の通り、東芝は7月25日、マレーシア向けの重粒子線がん治療施設に関する事業性調査について、1マレーシア・デベロップメント社(1MDB社)と覚書締結を行った。


重粒子線がん治療施設の事業計画の立案・評価やマレーシア国内で重粒子線がん治療装置の導入に適した施設の選択などを行う。今後、2014年7月までに調査結果をまとめる予定。


1MDB社は、2009年に設立されたマレーシア政府100%出資のファンドで、同国の長期持続可能な経済発展を目的とした、エネルギーや医療分野などへの投資を行っている。


重粒子線がん治療は、現在、国内外で注目され、欧州、ロシア、中東、東南アジア各国などで導入の計画が進められている。


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