「原子力の再開」を強調 米戦略研・ハムレ氏 エネ調査会で講演

2013年10月30日

米国戦略国際問題研究所所長のジョン・ハムレ氏(=写真中央)は28日、経済産業省の総合資源エネルギー調査会基本政策分科会(分科会長=三村明夫・新日鐵住金相談役)で講演し、委員との質疑応答を行った。ハムレ氏は、講演の中で、再生可能エネの限界、電力貯蔵の困難さ、CO排出削減の課題などを述べ、日本のエネルギー戦略における原子力発電の重要性を繰り返し強調した。

冒頭、ハムレ氏は、「日本にとってエネルギー戦略は国家戦略そのもの」とした上で、エネルギーポートフォリオの多角化、強じんなインフラ整備、市場にわい曲されない適切な価格など、エネルギー基本計画の議論が佳境に入りつつある同分科会委員らに、ポイントを訴えかけた。

<後略>

「原子力の再開」を強調 米戦略研・ハムレ氏 エネ調査会で講演