岡山大学が来年1月に 「耐災安全・安心センター」設置 放射性廃棄物の処理処分等 国際水準の人材育成へ

2013年11月6日

岡山大学は来年1月に「耐災安全・安心センター」を設立し、原子力施設など大規模プラントの耐災化等の分野で求められる人材を育成する拠点整備を進める方針だ。

福島第一原子力発電所の事故で、放射性廃棄物の処理・処分が大きな課題となっており、今後事故処理には数十年単位の長期間を要すると想定されるが、日本では放射線科学と原子力工学の基礎知識を有し、放射性廃棄物処理・処分に従事する技術者が足りない現状にある。

そこで、岡山大学は国内外の協力・連携をはかりながら、住民の放射線影響評価や健康管理、除染作業者の安全管理、放射性廃棄物処理・処分等を担う技術者の育成などを進める拠点を作って、この長期的な課題に対応をはかることにした。

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