地下水のくみ上げを順次開始 地下水バイパス計画

2014年4月8日

東京電力は9日、福島第一原子力発電所の地下水バイパス計画の実施に向けて、検査のための地下水のくみ上げを開始した。同社は同日午前に現場確認し、異常のないことを確認したうえで作業を開始したもの。

地下水は、福島第一発電所の山側に掘られた12か所の井戸からくみ上げられ、一旦タンクに貯留し、1か月程度、運転手順の確認や水質の詳細な分析を実施した上で、排水を行う計画だ。

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