衆院外務委、原子力2協定通過

2014年4月2日

衆議院の外務委員会は2日、UAE、トルコとの原子力協定締結承認案件を可決した。公明党議員からは、シノップ計画に対する現地市民の反対意見を踏まえ建設を進めることへの意義や、国際協力銀行などの公的金融を利用する際のリスクに関する意見があった。また、民主党からは、賛成の立場として、世界のプラントメーカー再編の状況に関する質問、日本維新の会からは、輸出相手国の核廃棄物処理、事故発生時の責任などを懸念する発言があった。共産党は「新たな安全神話の輸出」として断固反対を強調した。