規制行政への注文相次ぐ 衆議院特別委 諸葛、澤氏らが意見

2014年6月4日

衆議院の原子力問題調査特別委員会(委員長=森英介氏〈自由民主党〉)は5月29日、原子力規制行政について、諸葛宗男氏(東京大学公共政策大学院)、澤昭裕氏(21世紀政策研究所)、西脇由弘氏(東京工業大学)、井野博満氏(東京大学名誉教授)を参考人に招き質疑応答を行った。

最初に発言した諸葛氏は、原子力規制委員会発足後の問題点として、コミュニケーションの低下をあげ、最近の大飯発電所運転差止判決にも言及しながら、重要な情報に関する国民への周知徹底や、関係者の声を十分に聴取する義務を課すことを強調した。

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