クライストロンなど選出 未来技術遺産登録 電力ケーブル11件も

2014年9月10日

国立科学博物館は8月26日、重要科学技術史資料「未来技術遺産」として、新たに49件の登録を発表した。今回は、主に、テレビ、ビデオカメラ、電力ケーブルなどの技術分野からの選定となっている。

本紙関連では、世界で初めて連続安定出力1.35MWを達成した「508.6Mヘルツ、1.2MW連続波クライストロン」(高エネルギー加速器研究機構、東芝電子管デバイス、2002年製作=写真)や、「電力需要を支える世界最高性能の電力ケーブル」として計11件の電力ケーブルなどが選ばれた。

<後略>

クライストロンなど選出 未来技術遺産登録 電力ケーブル11件も