第6次エネルギー基本計画の議論開始にあたって
一般社団法人 日本原子力産業協会
理事長 新井 史朗
10月13日に開催された第32回総合資源エネルギー調査会基本政策分科会においてエネルギー基本計画の見直しに向けた議論が開始された。
会合では、委員の方々から我が国のエネルギーの在り方について重要な意見が相次いだ。経済性を確保しつつ、2050年の脱炭素社会の実現、エネルギーの安定供給を達成するためには、再生可能エネルギーとともに原子力発電は欠くことのできない重要な電源である。今後の議論を通して、原子力発電の積極的な活用が次期エネルギー基本計画で明確に位置付けられることを期待したい。
我々原子力産業界は稼働プラントの安定運転、一層の安全性向上の取り組みなどを通して、国民の皆様の不安解消に努めていくとともに、当協会は関係機関と連携・協力して、原子力発電の価値についてご理解を深めていただけるよう努めて参りたい。
以 上
印刷ページはこちら。
<参考:関連メッセージ>
世界の原子力産業界からのメッセージ Voices from Nuclear Industry – Contributing to a clean and resilient recovery(2020/9/3)
https://www.jaif.or.jp/international/redesign2020
パンデミックとエネルギー安全保障(2020/7/28)
https://www.jaif.or.jp/president_column98_200728
お問い合わせ先:企画部 TEL:03-6256-9316(直通)