女川原子力発電所2号機の原子炉設置変更許可の決定にあたって
一般社団法人 日本原子力産業協会
理事長 高橋 明男
本日開催された原子力規制委員会において、東北電力（株）女川原子力発電所2号機（BWR、82.5万kW）の原子炉設置変更が許可された。許可に至るまでの東北電力と規制当局の取り組みに、敬意を表したい。 引き続き、「工事計画」、「保安規定」認可の取得に向けた取り組みとともに、安全対策工事を安全かつ確実に進めていただき、早期の再稼働を期待したい。
再稼働に向けては、地域の方々のご理解が欠かせない。同社には引き続き地域の皆様との丁寧な対話に努め、信頼される発電所作りに取り組んでいただきたい。
今回の許可は、沸騰水型原子炉（BWR）としては柏崎刈羽原子力発電所6、7号機、東海第二発電所に続くもので、加圧水型原子炉（PWR）も含め現在までに申請がなされた27基のうち、許可されたプラントは16基となった。これまでに得られた知見が活かされ、残るプラントの審査が円滑に進むことを期待したい。
以 上
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