第22回 科学技術・学術審議会 研究計画・評価分科会原子力科学技術委員会 原子力研究開発・基盤・人材作業部会における和田委員発言内容
一般社団法人日本原子力産業協会
2024年6月7日開催の第22回原子力研究開発・基盤・人材作業部会において、当協会和田部長より委員として以下の発言を行いました。
(1)試験研究炉の設置場所の検討及び建設に向けた整備スケジュール/資金計画
敦賀市に試験研究炉ができるということで、大学だけではなく、地域の中学校や高校などと連携して、初等中等教育段階でSTEM教育に興味を持っていただくような広い取組みを視野に入れて進めていただければと思います。
(2)原子力科学技術に関する研究・人材基盤の強化
ANECの見直し方針ということで、多様な人材の育成という点で「すそ野拡大」という方向性が示されていますが、ここはぜひ進めていただきたいと思います。
原産協会では、原子力関連企業の就職説明会を毎年行っておりますが、原子力専攻以外の、電気、機械、化学といった分野の学生の参加が、震災以降急減して、なかなか増えていません。
多様な分野の学生に原子力に興味を持ってもらい、人材を確保したいと考えていますので、すそ野の拡大の活動に大変期待しています。
以上
<参考>
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu2/100/kaisai/1422732_00024.htm
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