使用済み燃料の移送作業を完了 福島第一・4号機

東京電力福島第一原子力発電所4号機で進められている使用済み燃料プールからの取出し作業で、使用済み燃料1331体の別建屋共用プールへの移送作業が今月5日までに完了した。

このほか、プール内に保管されている残り180体の新燃料についても、廃止措置の中長期ロードマップで目標としている12月中の移送完了を目指し、東京電力では、「今後も安全に作業を進めていきたい」としている。

4号機使用済み燃料の取出しは、13年11月18日の作業開始から約1年で移送作業が完了し、これにより、プラントの安定化や今後の廃炉作業に向けたリスク低減が図られることとなる。

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