福島県内12市町村の将来像、具体化に向けフォローアップ会議が始動
復興庁と福島県は10月27日、県内12市町村(田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村)の将来像について、有識者検討会が7月に取りまとめた提言に示す個別項目の具体化・実現に向け、進捗管理を行う「福島12市町村将来像提言フォローアップ会議」を立ち上げると発表した。28日に福島市で初会合が開かれる。
復興大臣のもと2014年12月に立ち上げられた有識者検討会では、原子力災害に見舞われた福島12市町村の将来像について、「30~40年後の地域の姿を見据えた2020年の課題と解決の方向」を7月、提言として取りまとめており、主要個別項目として、(1)産業・生業(なりわい)の再生・創出、(2)住民生活に不可欠な健康・医療・介護、(3)未来を担う地域を担うひとづくり、(4)広域インフラ整備・まちづくり・広域連携、(5)観光振興他――に関する具体的な課題と取組があげられた。フォローアップ会議では、これらについて、工程表、進捗状況などを取りまとめ検討会に報告を行う。
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