米エネルギー省、GNEPの再処理・高速炉を中止(4/23日号)
米エネルギー省(DOE)のJ・スタッツマン副報道官は15日、「オバマ政権は国際原子力パートナーシップ(GNEP)について、米国内での(再処理工場など)核燃料サイクル施設および高速炉の短期的な開発プログラムをキャンセルする」意向であることを明らかにした。ただし、「核燃料サイクルに関する長期的な研究開発プログラムは、そのまま続ける」と明言。GNEPの海外との協力部分については、政府の複数の省庁で対応を審議中であるとしている。
これは米国の「ニュークリア・エンジニアリング・インターナショナル誌」のウェブ・サイトで伝えられたもので、同副報道官は「DOEはすでに、前政権が進めていたGNEP計画の国内プログラムを継続しないことを決定した」と述べている。