英国の新規原発計画で建設候補地リスト案を公表(4/23日号)
英国のエネルギー気候変動省(DECC)は15日、新規原子力発電所の建設希望地点として事業者が指名登録したサイトのリスト(=表)を公表した。
これは現在、政府が進めている新規原子力発電所建設計画の「戦略的サイト選定評価(SSA)」手続きの一部。1月から3月末までの間、EDFエナジー社(英BE社を吸収して成立したフランス電力の子会社)やドイツのRWE社とE・ON社などの事業者が英国内で11のサイトを指名登録していた。
DECCは、これらのサイトで2025年までに原子力発電所の操業が可能であるか、また、事業者がサイトとして指名登録する計画を地元に十分説明したかなどの点について入念な事前審査を実施。今後1か月間かけてコメントを一般市民から募ることになっている。