中国・三門原発の建設工事が本格化、初のAP1000(原産新聞4/23日号)
中国の国家核電技術公司(SNPTC)は19日、世界で最初のAP1000となる三門原子力発電所1号機(100万kW)で原子炉系統設備基盤部分のコンクリートの打設・硬化および鉄筋や配管の敷設等が完了し、同建設プロジェクトが本格的に始動したと発表した(=写真)。同日、国務院の李克強副総経理の臨席の下、起工式が執り行われている。浙江省の同発電所サイトではすでに昨年から基礎掘削工事に着手。米国のショー・グループおよび東芝傘下のウェスチングハウス(WH)社はSNPTCや三門核電有限公司、および山東核電有限公司等から同建設計画のプロジェクト管理およびエンジニアリング・機器調達を請け負っている。