3機関の長期エネ予測 【09年に原子力のシェア回復】

2010年11月26日

〈OECD/NEA〉


経済協力開発機構・原子力機関(OECD/NEA)は今年9月、「原子力エネルギー・データ2010(通称=ブラウン・ブック)」を公表した。


32のOECD加盟国における原子力統計データをまとめたもので、2009年(暦年)の総発電電力量、原子力発電電力量、総発電設備容量、原子力発電設備容量、燃料サイクル諸量の実績値、35年までの将来予測等を掲載している。


世界で第4位の原子力開発規模を持つロシアや旧ソ連諸国、今後の開発利用で最も大きな伸びが予想されるインド、中国のデータが入らないという短所はあるものの、欧米諸国の傾向を把握する上では精度の高い統計調査だ。


 

3機関の長期エネ予測 【09年に原子力のシェア回復】