DOE・NGNP WH社とGA社へ資金 概念設計作業を支援
米エネルギー省(DOE)は3月8日、原子力水素の商用化を目指して推進中の「次世代原子力プラント(NGNP)」計画で、ウェスチングハウス(WH)社、およびジェネラル・アトミックス(GA)社の2つの企業連合チームに概念設計と計画作業のための資金、総額4000万ドルを支給すると発表した。
NGNP計画は2005年エネルギー政策法に規定された第4世代原子炉プログラムの一部で、超高温ガス炉(VHTR)を先進水素製造プラントと接続し、高温のプロセス熱で同時生産した電力や水素を産業利用する可能性を探るもの。2021年までに実証炉の運転開始を目指している。
(下表は、NGNP計画で概念設計資金を受けるWH社、GA社の各連合メンバー)