米・ブルーリボン委の小委 中間貯蔵施設を提案 使用済み燃料処分
米国でユッカマウンテン処分場に代わる使用済み燃料および高レベル廃棄物(HLW)の処分方法を検討している有識者(ブルーリボン)委員会は13日、輸送・貯蔵小委員会などから中間貯蔵施設での保管を含めた勧告案が提示されたことを明らかにした。
同勧告案は必ずしも委員会全体の見解を反映した勧告ではないため、小委では今後、勧告案に関して行われた議論を盛り込むなどの再検討の後、同案を5月末からパブコメに付す考え。7月29日まで一般からの意見を求めるとともに、ブルーリボン委員会としての見解を集約し、一貫性のある報告書案をまとめ上げる。また、それに対するコメントを聴取するための公開協議等の日程は6月に発表するとしている。
1996年に閉鎖されたコネチカット・ヤンキー原発敷地内に貯蔵されている使用済み燃料