IAEA事務局長に理事会は日本の天野之弥大使を選出?7月3日に正式任命?(2009年7月2日)
以下はIAEAホームページ記事の機械翻訳による仮訳です。原文は以下のURLにあります。
http://www.iaea.org/NewsCenter/News/2009/dgselected.html
同理事会の動画(ビデオ)は以下のURLからご覧になれます。
http://www.iaea.org/NewsCenter/Multimedia/Videos/Bog020709/index.html
http://www.youtube.com/IAEAvideo
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2009年7月2日、IAEA理事会は天野之弥大使をIAEA事務局長に選んだ。
35国からなるIAEA理事会は、今日、IAEA事務局長として日本の天野之弥大使を選出した。同理事会はウィーンのIAEA本部で開かれた。
本日、理事会はIAEAの長として立候補した3人の候補について投票した。この3候補は、天野氏、南アフリカのアブドル・サマド・ミンティ氏、およびスペインのルイス・エチャバリ氏。天野氏とミンティ氏については決勝投票が行われ、天野氏が必要な投票総数の3分の2の多数を得た。
理事会は明日7月3日に天野大使の正式なアポイントメントのために、IAEA本部で開かれる。天野氏の事務局長としての任期は2009年12月1日に始まる。
IAEA事務局長は4年間の任期で、理事会の指名と総会の承認によって任命される。総会はウィーンで2009年9月14日に始まる。
62歳の天野大使は、ウィーン国際機関日本政府代表部の特命全権大使と日本の駐在代表であり、IAEA理事会の理事を務める。同氏は、軍縮、核不拡散、および原子力政策で広い経験を持っており、主要な国際条約等の交渉にかかわってきた。同氏は、日本の外務省で上級職を務め、科学課および原子力課の課長、軍縮不拡散・科学部の審議官等を務めた。
バックグラウンド:
天野大使はIAEA52年の歴史で第5代目の事務局長になる。
天野氏はエルバラダイ氏の後任となる。エルバラダイ氏は最初に、1997年12月からの任期で選出され、2001年と2005年に再任され た。同氏は、1981年から1997年まで事務局長を務めたハンス・ブリクッス氏の後任。S・エクルンド氏は1961年から1981年まで、S・コール氏 は1957年から1961年まで、それぞれIAEA事務局長を務めた。