OECD/NEA 多国間設計評価で国際会議

2009年10月8日

 経済協力開発機構・原子力機関(OECD/NEA)は、同機関が事務局を務めている多国間設計評価プログラム(MDEP)のこれまでの活動と実績について、原子力産業界の関係者や実際の活動に加わっていない国の規制当局者などにも広く周知するための国際会議を9月10日と11日の2日間、パリで開催した。


  MDEPの目的は、第三?第四世代の新しい原子炉設計について安全審査を効果的かつ効率的に進めるため、安全解析コードや基準、安全目標などに関する各国規制当局のリソースや知見が有効活用できるような革新的手法の開発に多国間で取り組むこと。05年に米原子力規制委員会の当時の委員長(NRC)がMDEPの前身となる設計承認プログラム(MDAP)を提案し、06年9月にプログラムとしての付託条件が承認された。