米規制委 AP1000の設計修正で 安全性の追加実証要求
米原子力規制委員会(NRC)は10月15日、AP1000の遮へい建屋の構造設計について、設計基準上の負荷に耐え得ることを実証するようウェスチングハウス(WH)社に通達した。
WH社は2007年1月に110万kWの改良型PWRであるAP1000について、米国の標準原子炉としての設計認証(DC)をNRCから取得したが、同年5月および08年9月から10月にかけて、この設計の修正をNRCに申請。NRCではそれ以降、この修正申請の審査を実施している。
(写真は、世界初のAP1000として中国で建設されている三門原子力発電所)