仏アレバ社 送配電部門の国際入札を締め切り
仏アレバ社は9日、同社の送配電・変電部門であるアレバT&D売却のための国際競争入札を締め切り、(1)仏国のタービン機器メーカーであるアルストム社とシュナイダー・エレクトリック社の連合(2)米ゼネラル・エレクトリック(GE)社(3)日本の東芝と、日本政府が今年7月に設立した官民出資の投資ファンドである(株)産業革新機構(INCJ)の連合――が応札したと発表した。
アレバ社は6月30日に、同社の長期的な開発計画に対する資金調達プランの一環として、T&D部門売却の意向を表明。国際入札の手続きを開始するとともに、年内を目処に落札企業を選定するとしていた。