ポーランドの原子炉建設支援 仏国が全面協力へ

2009年11月17日

 仏国とポーランド両国は5日、エネルギーと環境および温暖化の問題に協力して取り組んでいく共同宣言に調印し、仏国はポーランド初の原子力発電所建設を支援していくことになった。
 これはポーランドのD・トゥスク首相がパリを訪問した際、農業や防衛など両国間の様々な分野における協力合意の一つとして、仏国のN・サルコジ大統領と結んだもの。エネルギー供給構造の技術的および地理的な多様化と気候温暖化防止のためのエネルギー効率化を通じて、欧州連合(EU)域内におけるエネルギー供給の保証を目的としている。