日豪の「核不拡散国際委員会」 燃料サイクル多国間管理など勧告

2010年1月7日

 日本と豪州の共同イニシアチブである「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会(ICNND)」は12月15日、核廃絶に向けた手順を示すロードマップとして取りまとめた報告書を、共同議長を務めた川口順子元外務大臣らが総理官邸で鳩山総理およびK・ラッド豪州首相宛てに提出した。 今年5月に核不拡散条約(NPT)運用再検討会議がニューヨークで開催されるのに際し、ICNNDは麻生総理時代の08年7月、日豪が協力して具体的な勧告等を提示するとの目的で両国首脳会談で立ち上げられた。


 


(写真は、日豪の鳩山・ラッド両首脳(=中央の二人)とICNNDの両共同議長)

日豪の「核不拡散国際委員会」 燃料サイクル多国間管理など勧告