韓国、原子力輸出産業化戦略を策定 2030年までに80基輸出へ

2010年1月27日

 韓国の知識経済省は13日、2030年までに原子炉80基を輸出し、世界の3大原子力輸出国となることを目指した「原子力発電輸出産業化戦略」を李明博大統領に提出した。昨年末、同国の企業連合が初めて、アラブ首長国連邦の原子力発電所建設計画を受注し、商業炉輸出に実績を残す機会を得たことから、国の有望な輸出産業として育成するため、人材育成や機器の国産化を含めた研究開発に大規模な投資を計画。完全な国産技術を持たない段階でも、時機を逃さず官民が全力で取り組むという積極的な姿勢により、遠からず世界有数の産業競争力保有国となることを目標としている。


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