米CPS社とNINA社 STP3、4建設で和解
米国のサウステキサスプロジェクト(STP)原子力発電所3、4号機の建設費負担を巡って法廷闘争に発展していたCPSエナジー社とNINA社は17日、両社が和解し、同建設計画を共に進めていくことで合意したと発表した。
CPS社によると、同計画は昨年5月、米エネルギー省(DOE)から融資保証適用の有力候補に特定されている。今月1日にはオバマ大統領が融資保証枠の大幅拡大を議会に提案したことから、機を逃さず両社が協力して融資保証適用を確実なものとし、これまでの投資額を無駄にせずに2016年以降の完成を目指していく方針と見られている。
稼働率の高さで知られるSTP1、2号機