ブルガリアのベレネ建設計画 投資家選定手続き開始
国営ブルガリア・エナジー・ホールディング(BEH)社は2月19日、資金調達問題で滞っているベレネ原子力発電所建設計画で、戦略的な投資企業を選定するためのコンサルタントを募集すると発表した。
これは同日、ブルガリアとロシア両国のエネルギー相、およびロシアの総合原子力企業・ロスアトム社総裁の三者会談で、同社から一時的にベレネ計画へ20億ユーロ融資することが決まったのに伴う措置だが、ブルガリアの蔵相は「新たな投資企業が決まらなければ計画の中止もあり得る」としており、状況は依然として流動的だ。