米プログレス社 レビィ原発建設計画を減速 工費の削減図る
米フロリダ州のプログレス・エナジー社は4月30日、米原子力規制委員会(NRC)から建設・運転一括認可(COL)が発給されるまでは、レビィ原子力発電所建設計画におけるいくつかの建設前作業を先送りするとの方針を明らかにした。
これは地元フロリダ州公益事業委員会(PSC)の意向に従い、同計画の総工費削減を図るとともに、原子力コストの上乗せによる電気料金の短期的な値上げ幅を小さくするのが目的。近年、同社の信用格付けが低下し、炭素規制に関する連邦および州政府の政策が不確定であるのも理由の1つだとしている。