ベトナム首相、2030年までの開発計画承認 14基、1500万kWに
ベトナムのN.T.ズン首相は6月23日、2030年までに8サイトで原子炉14基を運開させるとした原子力発電長期開発計画を承認した。原子力発電所の設計から機器の製造、建設、設置、操業および保守点検に至るまで、ベトナム原子力産業界が徐々に参画の度合いを深めていき、独自の管理体制および効果的な開発利用体制の確立を最終的な目的としたもの。さしあたり、30年までに1500万〜1600万kWの原子力発電所を建設し、総発電設備容量の約1割を原子力とする計算だ。