米コンステ新設計画からの撤退で仏と合意
米国のコンステレーション・エナジー(CE)社は先月中旬、米政府の融資保証条件が実行不可能だとしてカルバートクリフス原子力発電所(CCNPP)3号機建設計画からの撤退を表明していたが、10月26日には同計画で提携していたフランス電力(EDF)との合弁解消協議がまとまったと発表した。
その結果、CE社は両社の合弁事業体であるユニスター社の所有権50%を1億4000万ドルでEDFに売却。処理手続きが済み次第、EDFがユニスター社の単独オーナーとなる。また、ユニスター社所有のCCNPP3号機建設用敷地と将来的に同4号機の建設が可能な敷地、さらに、CE社がナインマイルポイントおよびギネイの両原子力発電所で確保していた新規原子炉用の敷地が新生ユニスター社のものとなる。