UAE 建設認可を規制当局に提出
アラブ首長国連邦(UAE)の首長国原子力会社(ENEC)は12月27日、アブダビ首長国西部のブラカで同国初の原子炉を建設するための認可申請書を連邦原子力規制庁(FANR)に提出した。
ENECは2020年までにブラカで韓国製の第3世代・140万kW級改良型PWR(APR)1400を4基建設するが、今回の認可はその最初の2基に関するもの。今後、原子力先進国の技術コンサルティング企業連合から助言を得つつFANRが同申請を評価するが、FANRの認可に加えて、アブダビ首長国環境庁(EAD)が発給する合計4基分の建設環境許可(CEP)をもって初めて、ENECは2017年の1号機運開に向けて着工可能となる。