フランスが原子力産業を再編成 EDFとアレバが連携へ
仏国のN.サルコジ大統領は2月21日、自らが議長を務める国家原子力政策会議の会合後に決定事項を発表し、今年の夏前までにフランス電力(EDF)とアレバ社が戦略的なパートナーシップを構築することなど、一連の原子力産業部門強化策を同業界に指示した。昨年7月に、この目的のための将来戦略として発表した大統領決定に基づくもので、原子炉輸出に向けて事業者をリーダーにメーカーが連携する「チーム・フランス」を結成。仏国の原子力産業が世界の原子力市場におけるニーズに対応可能となるよう、効率的な体制に再編成を図る考えだ。