韓国 新古里1号機が営業運転開始
韓国で昨年8月から試運転を行っていた新古里原子力発電所1号機(PWR、100万kW)が2月28日付けで営業運転を開始した。これにより、同国の原子力設備容量は21基・1871.6万kWとなった。
同炉の設計は国産標準型炉(KSNP)を最適化したOPRで、2006年に着工した。後続で建設中の同2号機および新月城発電所の1、2号機も、すべて出力100万kWのOPRとなる予定だ。
新古里2号機の作業は今年12月31日の営業運転開始を目指して進められており、現在、性能試験のプロセスとして安全規制当局による使用前検査が行われている。