フィンランド 新設計画で入札案内を送付
フィンランドで新規地点での原子力発電所建設を計画しているフェンノボイマ社は1日、仏アレバ社と東芝に対して入札案内書を送付した。原子炉とタービン系統設備の納入・建設を対象としたもので、2012年から13年にかけて、いずれかを選定する方針だ。
電力コンソーシアムであるフェンノボイマ社は2020年までに同国中西部のピュハヨキかその北部のシモで、最大180万kW分の原子力発電設備を総工費40億〜60億ユーロで完成予定。政府から発給された原則決定(DIP)は昨年7月に議会が承認済みで、仏アレバ社製・欧州加圧水型炉(EPR)か東芝製・ABWRの採用を検討している。