ヨルダンの原子炉建設入札 3メーカーが技術提案
ヨルダン国営通信の「ペトラ」は6月30日、同国原子力委員会(JAEC)が3つの国際的な原子炉メーカーから同国初の原子力発電所建設に関する技術提案を受け取ったことを伝えた。
JAECのK.アーラジュ副委員長が明らかにしたもので、仏アレバ社と日本の三菱重工業の合弁事業体であるアトメア社、ロシアの原子力建設輸出企業であるアトムストロイエクスポルト(ASE)社、およびカナダのSNCラバリン社のそれぞれが100万kW程度の原子炉ATMEA1、VVER1000、CANDU
の建設を申し入れたもの。ヨルダン首相府が設置した特別入札委員会は4日付けでこれらを開封。今8月中旬までに3社が提出する財務提案と併せて、12月まで評価作業を行うとしている。
立地点は昨年12月、南部のアカバから主要消費地である首都の北東40kmのマジュダルに変更された