英国の原子炉新設計画 議会が政策声明書承認

2011年8月1日

英国議会下院は19日、原子力の新設計画も含めた6件のエネルギー関係の国家政策声明書(NPS)を可決承認した。NPSは国内重要施設の建設に際し、当該施設の必要性やサイトの検討および影響評価の原則等、計画の青写真となるもの。エネルギー気候変動省(DECC)では、NPSの承認により、原子炉の新設に伴う不確定要素が取り払われ、電気事業者はイングランドおよびウェールズ地方の8か所で一層の確信を持って大規模な投資に踏み切れることになったと強調している。

英国の原子炉新設計画 議会が政策声明書承認